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- 【田舎暮らし始めました♪】vol.10「K様ご夫婦の田舎暮らし体験談」
神奈川県から、新潟県柏崎市へ通う。 |
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田舎物件を購入したきっかけは、なんでしたか? | |
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ご主人:もともと家族旅行などは自作のベッドを積んだ車でキャンプや車中泊をして楽しんでいました。車の運転も苦になりませんし、別荘を買うという発想は全くなかったのですが、キャンプ人口も増え、それに合わせてマナー違反が増えたり、有料化が進んだことで「どこか安い家を買うのもいいかもしれないな」と探し始めました。 奥 様:山形・長野・新潟で物件を探しました。私は都内出身で特に昔の家に憧れが強かった。「できれば古民家がいい」と思っていました。古民家をできる限り昔のままに保存して次世代の人にも残していってほしいですね。 |
左上:製作中の木登り機。 右上:屋根の塗装作業中 左下:汚水ますの設置 右下:建築当時の書物が使われた障子 |
購入後、どのように利用されていますか? | |
ご主人: 今は月に2~3回、柏崎に来ています。1週間ほど滞在することもありますし、冬ももちろん来ていますよ。駐車スペースと玄関周りの除雪に初めの頃は3~4時間かかっていました。翌シーズンからはどなたかが駐車スペースを除雪してくださっていて驚いています。本当に助かっているので、お礼を言いたいですね。集落の方は本当に良い方々で、私一人で来た時にはお惣菜を持ってきてくれたりもします。 奥 様:購入してから屋根裏にある荷物を整理していたら昔の漫画や元所有者のお子さんが描いた絵、作文などが出てきました。襖の裏紙に昔の診断書が使用されていたり、当時の広告が貼ってあったり。そういったものを見つけてから張り替えるのが勿体なく感じるようになり、そのまま残しておくことにしました。それ以降、わからないことは集落の方に聞いたり、インターネットで調べていくと、大元の所有者がお医者様だったのです。面白い発見の連続で、柏崎に滞在する際の楽しみの一つになりました。 ご主人:冬場の雪管理は心配でしたが、室内から庭が見えるようにウェブカメラを設置して、神奈川の自宅から状況確認ができるようにしました。春~秋、雪がない時期も庭や畑の様子を確認できるので重宝しています。 | |
田舎暮らしをする中で学んだことや感じたことはありますか? | |
縁側に置かれたウェブカメラとパソコン 雪や畑の状況確認に便利!
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奥 様:田舎での生活や作業は、何をしていても楽しく感じています。ただ庭に置かれているだけの石にも「何か意味があるのでは?」と想像したり、雑草だと思っていた植物が綺麗な花を咲かせることを知ったり。 そして、何よりも人との縁にとても感謝しています。集落の方や、売主さんと今でもお付き合いをさせていただいていることなど、人との縁、物件との縁を感じています。
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田舎暮らしを希望される方にアドバイスをお願いします。 | |
ご主人:「のんびり、ゆっくり」楽しむことかなと思っています。一度になんでもかんでもしようと思われないことと、田舎らしい『不便』をも楽しむことが大事ですよね。例えば古民家は冬はとても寒いです。「それなら!」と私たちは家の中にテントを張って暖を取ることにしました。工夫次第で快適な田舎暮らしですよ。 |
購入時には大きく傾いた物置の ビフォーアフター |
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