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【田舎暮らし始めました♪】vol.5「S様ご夫婦」
自宅前で

広島県から、新潟県上越市吉川区へ。
ご夫婦(60代)と息子さん、猫と暮らす田舎暮らし。

田舎暮らしを始めたきっかけは、なんでしたか?

ご主人:もともと東北出身なので、いつかは田舎でのんびり暮らしたいと思っていました。田舎暮らし関連の雑誌も購入して漠然と夢見ていたんです。そんな時、仕事中の怪我で入院。人生を見つめ返す時間ができて、持病もあったのでこのまま仕事に追われる生活は限界だと、田舎暮らしを決心しました。
奥 様:狭いアパートで窓を開ければ隣が見える生活。カーテンは閉めっぱなしでしたね。主人の体調も心配でしたし、すぐに物件探しを始めました。

DIYガーデンテーブルご主人がDIYでガーデンテーブルも作成!
5年前、弊社HPでお話を伺いました。その後も田舎暮らしを楽しまれていますか?

ご主人:そうですね、田舎の厳しさも楽しさも味わった5年間でした。移住してきた年が記録的な大雪で、妻と除雪の毎日でした。例年はあまり降らないエリアだと地元の人も言っていたので、初めての冬が大雪なんて少し落ち込みましたけど、自然に囲まれて暮らすってそういうことなんですよね。毎年が例年通りってことは無いんですよ。
奥 様:地元が雪国ですから「ある程度は大丈夫」なんて考えていましたけど、雪質が全然違うことに驚きましたね。東北の雪に比べて新潟の雪は重たくて初めの頃は除雪に少し苦労しました。でも、雪解けの後の新緑が綺麗だったり、お花や野菜を育てたりする時は「やっぱり田舎っていいな」と感じます。空気もいいですし。今の時期は山菜採り!広島にいた頃はわざわざ買っていたのにね。

田舎での生活はどのように過ごしていますか?
当時の担当スタッフと思い出を振り返る。5年前、担当させていただいたスタッフと再会。当時を振り返る。


ご主人:移住してきて1ヶ月はリフォームで大忙しでしたね。基礎も自分で補強したり、フローリングも張りました。せっかく購入した家ですから、できる限りのメンテナンスはしたかったんです。それが終わってからは仕事探しをして、今も仕事をしています。田舎でのんびりを夢見ていましたけど、子どもたちの世話にはなりたくないし、できる限りは働こうかと思えるようになりました。通勤中は四季折々の景色を楽しめますしね。心に余裕ができたからこそだと思います。
奥 様:私は、畑仕事やお花をしています。広島にいた頃もプランターでお花をしましたけど、ここではどこでも植えられるのが嬉しい!手芸も好きで、移住して来た頃は色々作っていました。
 実は、娘の旦那さんの仕事の関係で娘家族も京都から新潟に越してきたんです。孫が生まれてからは子守りをすることも多いですね。最終的に家族が新潟に集まる形になり、やっぱり何か縁があったのかも、なんて感じています。

田舎暮らしを希望される方にアドバイスをお願いします。

ご主人:私たちが購入した頃とは田舎も変化している部分があるんじゃないかな。市町村というより、集落によって考え方が本当に様々なんだと思うことが良くあります。できるだけ移住先に足を運んだり、不安なことや気になることは問い合わせた方がいい。無駄な心配事はないほうがいいですもんね。
奥 様:都会暮らしが長いと、田舎の昔ながらの習慣等に戸惑うことは正直あります。でも、それも含めて田舎暮らし。ちょうどいい距離感を探しながら、まずは自分たちが楽しむことが1番です。

旦那さんが作った陶芸作品夢は、旦那さんの陶芸品と奥さんの手芸作品でギャラリーを開くこと




リビングには所狭しと奥さんの手芸作品が並ぶ。リビングには所狭しと奥さんの手芸作品が並ぶ


▼バックナンバー
第1回「H様ご夫婦」(2011年春) 第2回「N様」(2011年秋)
第3回「T様ご家族」(2011年冬) 第4回「N様」(2012年春)
第5回「S様ご夫婦」(2012年夏) 第6回「S様ご家族」(2012年秋)
第7回「S様ご夫婦」(2012年冬) 第8回「I様ご夫婦」(2013年春)
第9回「K様ご夫婦」(2013年夏) 第10回「K様ご夫婦」(2013年秋)
第11回「K様」(2013年冬) 第12回「H様ご夫婦」(2014年春)
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第15回「M様」(2014年冬) 第16回「N様」(2015年春)
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